2013年12月6日金曜日

2013年最後のガッティワインの日



今回はみなさまに楽しんでいただきますのはピエモンテの雄、バローロです。

イタリアを代表するワインといっても間違いありません。

ラインナップはこちら!
藤沢店  「ルイジ・ピラ  バローロ  セッラルンガ2009」
横浜店  「カッシーナ・バラリン  バローロ  ブッシア2007」


「藤沢店 ルイジ・ピラ  バローロ  セッラルンガ2009」
父のルイジがワイナリーを設立したのは1950年と古いのですが、現在ほどの目覚ましい品質の向上が見られるようになったのは、息子のジャンパオロ(弟)とロモロ(兄)が全面的にワインの生産に携わってからです。リオンダの畑は非常に古くから定評があり、1997年の初ヴィンテージは世界の注目を一身に集めました。

ピラの造るバローロはリリースされたばかりでも、ネッビオーロ特有の力強いタンニンがあるにもかかわらず、華麗で優しさに満ち溢れているので飲みやすい。

ただ革新的で飲みやすいバローロを造る為に新樽を使う生産者とは一線を画した造りで、伝統的なバローロの良さを残しつつ、現代にも受け入れられるような、今あるべきバローロの姿であるといえるものです。

今回はピラの畑の中でも真ん中に位置するセッラルンガです。ワイナリーのすぐ下の畑からできるバローロで、樹齢は約50年のもの。とても素直な性格の味わいで、タンニンと酸のバランスが非常に良いワインです。


「横浜店 カッシーナ・バラリン バローロ ブッシア2007」
農家の誇りと土地への想いで紡ぐ極上のバローロを作るカッシーナ・バラリンは、バローロの生産でも中心地であるラ・モッラの地で代々農業を営むワイナリーです。

一家がワイン造りを始めたのは1928年のこと。現オーナーは笑顔が素敵なジャンニとジョルジオの兄弟で、若いふたりの柔軟な発想とチャレンジ精神によって銘醸ワイナリーとしての地位を確立しました。

彼らのワイン造りのスタイルは丁寧かつ堅実。栽培から収穫、ラベリング、荷詰めに至るまでの一連の作業を一貫して自分たちで行っています。

畑では生産量が半数にまで落ちるとしても収量調整を行い、ぶどうの品質と果実味を向上させるための努力を惜しみません。

ラモッラの地に根付き、脈々と受け継がれる土地へのひたむきな情熱と、農業で培った栽培技術、そして家族の絆によって紡がれた極上のバローロ。彼らの繊細かつ重厚な心躍るワインは世界中のバローロファンを唸らせています。

今回は、最高級を誇る土地の一つであるブッシアです。非常に豊かな香りで、しっかりとした骨格と力強いタンニンを感じる芳醇な味わいです。一口飲んだ瞬間にこんなに美味しいワインがあるんだと思えるくらい、全てを忘れてワインと向き合ってしまうくらいの感動でした。

どちらを飲んでいただいても感動すること間違いありません!!

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